ここ数年は時の流れがとても早く、ふと気づくと自分がどこかに置いていかれてるような気にさえなる。
長年自分が演奏したり教えたりすることを忙しない日常の中で続けているが、演奏に対しては自分の中でここ2年ほどはこのままでは行き詰まるなという危機感が強かった。
何とかここから抜け出さなければという気持ちでやってきたが、やっと最近少し昔と変わってきた自分も多少感じられるようになった。
そこで最近私が演奏や教えるときに大切にしようと思っていることを書いてみる。
息は止まったり停滞せず、流れるように。
音は固くならず、伸び、輝き、響きのある音。
音色や強弱、表情、変化に富んだ演奏をすること。
平坦ではなく、躍動的に。
機械的ではなく、歌うように。
表情豊かに。
フレーズは長く
和音と音程とリズムを大切に
管楽器演奏の基本ですが。下半身に重心をおき、上半身はうまく脱力すること、アンブシュアや手首、指に余計な力をいれないことがやはり大切ですね。
演奏のメンタル面では有りのままの自分をいかに正しく見つめつつ希望をもって改善していけるかということでしょうか。
悲観も楽観もしない、音楽にいかに生命を宿せるのかというところに集中できるといいなと思っています。